水曜日は18:00から波多江小学校体育館で通常練習です。
今日は、志摩柔道スポーツ少年団のみなさんが出稽古に来てくれました。
畳の上は柔道着を着た少年柔道家たちでぎっしり。
大変充実した練習をすることができました。
志摩柔道さんとは、普段からよく行き来をさせていただいており、子供たちもお互いによく知っている者同士です。
しかし、それでも普段いつも練習している相手とは違います。
こういうときが、思い切って技をかけて、自分の成長を試すチャンスです。
廣川先生の熱のこもった指導。波多江の子供たちにとっては、毎回繰り返し繰り返し教わっていることです。志摩の子供たちにとっては新鮮です。
何度跳ね返されても、諦めず、
能力のすべてを尽くして挑戦し続けることが
運命を開く鍵である。努力に即効性はない。
東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督、野村克也さんの言葉です。
子供たちは一所懸命に頑張っています。努力しています。
その努力は、すぐには実りません。
インスタント、レトルト、ファストフード。欲しいと言えばすぐに手に入る時代です。
そんな時代に生まれた子供たちには、すぐに結果が出ない「努力」をどう感じているでしょうか。
柔道を通じて学ぶことは、技術や強さだけではない。
仲間と一緒に継続して一つのことに取り組み、努力する尊さを子供たちは身体で学んでいます。
練習ではとにかく、自分から攻める。攻める。攻める。
攻め疲れてクタクタになって、その結果投げられてもそれでいい。
子供たちは間違いなく強くなっています。精神的にも、技術的にも、体力的にも。
しかしその強くなる早さは、残念ながら子供たちが求めるスピードよりもはるかに遅い。
それでも歩みを止めずに頑張っている姿が素晴らしい。
志摩柔道スポーツ少年団のみなさん、今日は本当に良い稽古ができました。ありがとうございました。
今週の土曜日も志摩柔道の皆さんが出稽古にいらっしゃいます。お互いに切磋琢磨し、頑張っていきましょう。