土曜日は14時30分から波多江小学校体育館で通常練習です。
今日は志摩柔道スポーツ少年団より3名、出稽古に来てくれました。
加えて、卒団生の中学生、高校生がたくさん練習に来てくれて、大変盛り上がりました。
柔道の補強運動に「エビ」と呼ばれるものがあります。
柔道をやっている人ならば、必ず誰もがやったことがあるはずです。
寝技で抑え込まれる前に、あるいは抑え込まれた状態から逃げるための練習です。
相手と自分の間にわずかな隙間を作り、そこに自分の膝を滑り込ませて、相手に抑えられないようにする。
まじめにやるととてもきつい、地味な練習です。波多江でも練習前に必ず毎回やっています。
まじめにやっている子は、確実にその成果が現れていて、間違いなく寝技が上達しているのが分かります。
柔道の練習は、すぐに成果の現れることばかりをやるわけではありません。
むしろその逆で、なかなか成果の現れない、地味できつい練習を繰り返すことの方が多いですね。
しかし、そういった実直な練習は、必ず子供たちの身になり、力になっています。
背負い投げができるようになるために、何年も同じ練習を続けて、やっと少しかかるようになった、なんてことはよくあることです。
そして、自分の成長を実感できる場面は、他の道場の選手と練習や試合をして、技がかかったとき。
いつも一緒に練習をしている相手ではなかなかかからない技も、普段やらない相手にかかることはよくあります。
それはいわゆる「まぐれ」ではなく、いつの間にかできるようになっていた技なんです。
同じ道場の子が相手では、お互いに技を知っているからかからないことが多いのです。
だから、出稽古や対外試合では、特に積極的に技をかけることが大切なんです。
12月に波多江柔道の35周年記念大会があります。
保護者会を中心に、その準備を一所懸命にやってくださっています。
先輩たちもたくさん応援に来てくれています。
たくさんの人たちに支えられて、子供たちは柔道を頑張っています。
この先、12月までたくさんの試合が続きます。気合いを入れて頑張っていきましょう。
秋の昇級審査会で、たくさんの子たちが昇級し、今日その証書をもらいました。
みんなどんどん強くなっています。もっともっと強くなるため、一所懸命に練習を頑張りましょう。