新学期
水曜日は波多江小体育館で通常練習です。
新学期が始まり、みんな学年がひとつずつ上がりました。
ひとつずつお兄ちゃん、お姉ちゃんになり、新しいチビッコもたくさん入ってきて、少し前とは違った波多江柔道の景色があります。
大外刈の打ち込み
大外刈の打ち込みをする子がいます。
大外刈の打ち込みをすることは、悪いことではありません。
しかし、その子の得意技が背負投げで、乱取りや試合のときには大外刈を全く掛けないというのであれば、話は変わります。
大外刈は豪快な技です。相手の足を外から大きく刈り、相手を真後ろに刈り倒す技です。
相手を大きく後ろに崩し、力強く相手を引きつけ、勇気を持って相手に踏み込んでかける技です。
必死に掛ければ、とても力が要ります。大変疲れる技です。
この大外刈の打ち込みで、相手の横を前後に行ったり来たりするだけの打ち込みをする子がいます。
この打ち込みは、身体を前後に動かしているだけで、全くきつくありません。そして、全く身につかない打ち込みです。
相手の横を行ったり来たりしているだけで、何も相手を崩すこともない。
力も入れず、足をぶらぶら上げ下げしているだけ。
そんな練習で強くなれるほど、柔道は甘くありません。
きつい練習で手を抜くために大外刈の打ち込みをしている子は、強くなるでしょうか。
得意技の打ち込みがきついから、大外刈のふりをした前後運動のダンスをしていても、技がかかるようにはなりません。
残念ながら、こういう打ち込みをしている子がいます。波多江にもいます。
先生たちも眼を光らせていますが、見逃してしまうこともあります。
手を抜いた大外刈の打ち込みをしている子を見かけたら、お互いに注意してあげましょう。
せっかくきつい練習をしているのに、それをムダにするようなことはやめましょう。
今週の土曜日の練習は朝8時30分から波多江小体育館で行います。
いつもと違う時間です。間違えないように気をつけましょう。