水曜日は波多江小体育館で通常練習です。
「ありがとうございました」
柔道では、始まるときに「お願いします」、終わったときに「ありがとうございました」と挨拶をします。
投げた相手に「ありがとうございました」。投げられた相手にも「ありがとうございました」です。
自分を投げた憎き相手に対して「ありがとうございました」とは妙な話です。
でも、「ありがとうございました」なんです。
柔道は相手がいるからできるんです。背負投で相手を投げる。横四方固めで相手を抑えこむ。
全て、相手がいるからできることです。
相手がいなければ、柔道そのものができません。
いてくれてありがとう。相手になってくれてありがとう。そういう感謝の気持ちを忘れてはいけません。
また、道場があるから柔道ができます。畳があるから柔道ができます。
家の近くに道場がなくて、柔道をやりたくてもできない小学生はたくさんいます。
保護者のみなさんが見守ってくれるから、安心して柔道ができます。
全てのものに感謝すれば、自然に「ありがとうございました」という言葉が出てきます。
柔道をしているときはもちろん、それ以外の場面でも感謝の気持ちを忘れてはいけません。
いろんな人の支えがあって、柔道ができるし、私たちは生きているんです。
今日もみんな集中していい練習ができました。
お互いに「ありがとうございました」という気持ちを持って、また次の練習も頑張りましょう。