土曜日は14:30から波多江小学校体育館で通常練習です。
最近、新しく入団したチビッコがたくさんいます。
波多江柔道では毎回厳しい練習をしており、入団を検討して見学に来ている方がいても、特に優しいところを見せるというようなことはしていません。
下級生でも上級生でも同じ。大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが涙を流しながら練習している姿を見て、それでもチビッコたちが波多江に入団してくる。
こんな小さい子供たちの心意気を見て、指導員は感動し、絶対に強くしてやろうという気になります。
こんな小さい子供たちにとって、先輩たちは憧れの存在でなければなりません。手本にならなければなりません。
柔道は相手を倒すことで、自分が勝つ。そういう競技です。
しかし、相手を倒すことは、相手を傷つけることではありません。
正しく技をかけ、相手がケガをしないように投げるのが、投げる者の仕事です。
相手を倒すのだけど、相手を守る。相反することのようですが、柔道では当たり前のことです。
そのために先生たちは、同じことを何度も言います。
何度も言っていることは、絶対に守らなければならないことだからです。
絶対にできなければならないことだからです。
できないことをやらせてはいません。誰でもできること。
それが相手を倒すことにつながるし、相手を守ることにつながります。
上級生が間違ったことをしていると、下級生がその真似をします。
上級生は、正しい技をかける。正しい振る舞いをする。それが先輩の役割です。
今の上級生が下級生のときも、手本になる先輩たちがたくさんいました。今もそうです。
波多江にはこういう伝統があります。良い伝統を守り伝え、波多江柔道みんなで頑張っていきましょう。