土曜日は波多江小学校体育館で通常練習です。
今日は県の強化合宿が行われていて、上級生の多くがそちらに出かけていたため、少人数での練習でした。
準備運動、寝技、引き出し、打ち込みといつもの練習を進めたあと、今日は試合形式の練習をしました。
試合からしばらく遠ざかっている子どもたちにとって、練習試合とはいえ、すごく良い刺激になりました。
普段からいつも一緒に練習をしている相手です。お互いの技は知り尽くしています。
しかし、試合となると独特の緊張感があります。普段かかっている技がかかりません。
また、普段ならしっかり受け止められる技に、もろくもかかってしまうこともあります。
今日、最も多く見られた「悪い点」は、手を離すことです。
技を最後までかけきらずに、手を離す。相手の技を返しているのに、手を離す。
きちんと握っていれば、有効や技ありになるのに、手を離してしまって、相手がうつ伏せに倒れます。
最後までかけ切れば、一本になっただろう技もいくつかありました。手を離してしまって、有効にもなりませんでした。
試合をしている子どもたちから、「勝ちたい」という気持ちはガンガン伝わってきます。
勝ちたいのならば、手を離してはいけません。手を離してかかる技はありません。
最後まで手を離さない。そして、最後までしっかり決める。
明日から2月です。来週の日曜日は月隈少年柔道大会です。
いよいよ試合が始まります。みんなでしっかり頑張っていきましょう。