第2回昇級審査会
可也公民館において、糸島市第2回昇級審査会が開催されました
糸島の昇級審査会は5月、9月、1月と年に3回開催されます。
10級から1級までの級に分かれ、それぞれの受験者同士で一人3試合行います。
学年を超えて、自分と同じくらいの実力の相手と3回試合をできることは、合格、不合格に関わらず貴重な経験になります。
また、級が上がると帯の色が変わります。
糸島では10級と9級は赤帯、8級と7級は黄帯、6級と5級は緑帯、4級と3級は茶帯、2級と1級は紫帯です。
帯の色が変わることは、子どもたちにとって大変大きなモチベーションになっています。
今日も帯の色を変えるため、子どもたちは精一杯頑張りました。
強くなるだけでなく
昇級審査会で級が上がり、帯の色が変わる。日頃の練習の成果が上がり、強くなった証拠です。
しかし、柔道をしている目標は強くなることだけではありません。
大きな声であいさつができるようになる。散らかっている靴を進んで揃えることができるようになる。
一緒に柔道を頑張っている仲間をたくさん作ることができる。こうしたことが柔道を通じてできるようになることが、大切な目標です。
普段から大きな声で挨拶をしていない子は、いざ挨拶をしようとしても声が出ません。
普段から脱いだ靴を揃えようとしていない子は、誰かが揃えてくれていることにも気づきません。
柔道は強くなるだけではなく、子どもたちのこれからの人生にとってすごく大切なことを身に着けさせてくれます。
子どもたちは一所懸命に柔道の練習をし、どんどん強くなります。同時に、きちんと教えれば大切なこともどんどん吸収してくれます。
子どもたちは今日もたくさん試合をして、経験を積みました。
合格して帯の色が変わる子は何人いるんでしょうか。また波多江の畳の上の景色が変わりますね。