10月18日(土)は波多江小学校体育館が使用できなかったため、前原東中学校武道場で通常練習を行いました。
今日はたくさんの卒団生の先輩たちが練習に駆けつけてくれました。
先輩たちの胸を借りて、普段以上に思いっきり練習することができました。
柔道の正しい技を覚え、正しく技をかけ、正しく投げる。
愚直にこれらのことを繰り返していくことが大切です。辛くて遠回りでも、間違いなく頂上まで続いている道です。
楽な道を選んで、歩いて、その道がゴールまで続いていなければ何にもなりません。
そのときだけかかる技、そのときだけ勝てる試合の仕方、そんな柔道は波多江では教えていません。
みんな必死になって練習しています。泣きながら練習している子もいます。
みんなそうやって、少しずつ、しかし確実に強くなっていきます。
卒団生の柴崎裕亘選手が練習に来てくれました。
柴崎選手は波多江柔道の先輩で、前原西中学校、福岡舞鶴高等学校、山梨学院大学と進まれ、現在は福岡県警の選手として、各種大会で大活躍されています。
「僕もこの波多江柔道で毎日泣きながら練習していました。泣きながら練習しても、強くなれます。みんなも頑張って強くなってください。」
柴崎選手が子供たちにこのような言葉をかけてくれました。子供たちにとって憧れの先輩からいただいた言葉。間違いなく子供たちの心に響きました。
その他、雷山柔道、桜野柔道からも出稽古に来てくれて、活気ある練習ができました。
稽古で泣いて、試合で笑う。
ヘラヘラ稽古して、試合で負けて泣く。
どちらが辛いか、みんなよく分かっています。だから一所懸命に練習します。
これからたくさん試合が続きます。ケガや病気に気をつけて、一つ一つの大会を思いっきり戦っていきましょう。