水曜日は波多江小体育館で通常練習です。
通常練習
3月も終わりですね。今日はすごく暖かく、練習前の畳敷きで汗ばんでしまうほどでした。
もうすっかり春です。柔道をするには最適の季節になりました。
4月からはみんな新しい学年に上がります。
一つずつ大きくなり、少しずつたくましくなっていきます。
打ち込み、投げ込み
柔道では、打ち込み、投げ込みといった練習を必ずやります。
技を身につけるために、何度も何度も繰り返し同じ技を掛け続ける練習です。
頭で分かっていても、技は掛かりません。
何度も何度もくりかえし、体に叩き込んで、体に覚えさせます。
釣り手の釣り方、引き手の引き方、脚の位置、腰や首の回転など、正しい動きをすれば、打ち込みや投げ込みはとてもきつい練習です。
逆に、きつくない打ち込みをすれば、正しい動きは見に付きません。技は掛かるようになりません。
じっと立っているだけの相手を投げることができないのに、試合で相手を投げることはできません。
試合では、相手は投げられないように防御をしているんです。それを投げなきゃならないんです。
試合で、相手に「まっすぐ立っていてくれ」とお願いすることはできません。どんな体勢の相手でも投げることができるようになることが大事です。
しかし、初めからできる人はいません。打ち込みや投げ込みを受ける相手は、投げる人が投げやすいように、しっかり受けてやることも大切な練習です。
柔道は一人では強くなれません。一緒に練習してくれる相手がいるから、お互いに強くなっていけるのです。
相手の存在に感謝し、お互いに刺激しあって、強くなっていきましょうね。