平成28年度第1回昇級審査会でした。
第1回昇級審査会
平成28年度第1回昇級審査会が、可也公民館で行われました。
昇級審査会は年に3回行われます。
10級に合格すれば赤帯、8級に合格すれば黄帯、6級に合格すれば緑帯、4級に合格すれば茶帯、2級に合格すれば紫帯と、合格することで帯の色が変わります。
帯の色が変わることは子どもたちにとって大きなモチベーションとなります。
この昇級審査会を目標に頑張っている子もいます。
過去の昇級審査会の様子はこちらから。
試合の前もいつもと同じように
試合のときは、いつもの波多江小体育館とは違う場所で柔道をすることになります。
場所が変わることで、緊張してしまって実力を出せない子もいます。
波多江柔道では、試合のときも普段の練習のときと同じ準備運動をします。
普段の練習のときと同じウォーミングアップをし、普段の練習のときと同じ打ち込みをします。
普段の練習のときと同じ投げ込みをし、普段の練習のときと同じように汗をかきます。
試合の前に普段の練習と同じことをしては、体力を消耗してしまうのではないか、と心配される保護者もいらっしゃいますが、その心配はありません。
ウォーミングアップでバテてしまうようなヤワな練習はしていません。事実、アップが終わったあと、子どもたちは走り回って遊んでいました。
とにかく、普段通りのことを試合の前にすることで、気持ちも落ち着きますし、体もしっかり動くようになります。
チビッコから試合
昇級審査は低い級から順に始まります。つまり、チビッコたちから順番に試合をすることになります。
上級生は2級や3級などの高い級を受験するので、最初に試合をするチビッコたちのサポートをします。
上級生のお兄ちゃん、お姉ちゃんにサポートしてもらって、試合の仕方を覚えていきます。
そうして、自分たちが上級生になったときに、そのときのチビッコたちの世話をする。
こうして、波多江柔道の伝統がつながってきました。これからもつながっていきます。
思い切って試合を
昇級審査会では、一人3回試合をすることができます。
普段一緒に練習をしている波多江のメンバーではなく、他の道場の子と試合をします。
勝って級を上げることは大事なことですが、それよりも大切なことがあります。
それは、普段の練習している技を思い切って出してみることです。
練習してきた技が試合で初めて掛かる。これほど自信になることはありません。
今回はそういった思い切った技があまり見られなかったように感じました。少し残念です。
今回の昇級審査会で、たくさんの合格者が出ました。次回の練習では、畳の上の風景が少し変わるのでしょうね。楽しみです。