土曜日は波多江小体育館で通常練習です。
通常練習
梅雨の中休みで雨はあまり降りませんが、蒸し暑い気候です。
練習するのが辛い季節になりますが、みんな条件は同じ。
苦しい中で頑張ったものが、より強くなります。
元気よく大きな声で
技をかけるときには、大きな声で気合を入れて投げます。
黙って投げるよりも、大きな声とともに投げた方が勢い良く投げたように見えることもあります。
黙って投げたら有効や技ありで止まってしまうような技であっても、大きな声で気合とともに投げたら、審判が一本と言ってしまうこともあるのは、事実です。
技をかけるときの声の大きさで、技の評価が変わってしまうのは、本当は正しくないのかもしれませんが、現実にはよくあることです。
普段の練習では声を出さない子が、試合のときだけ大きな声を出せるかというと、それは無理です。
人間は普段から習慣になっていることを、ついついやってしまう生き物です。試合のときだけ特別なことができるなんてことはありません。
だから、普段から大きな声で練習します。
だから、普段から気合を入れて練習します。
まっすぐ立っている相手をきちんと投げる
波多江柔道では、練習の最後にたくさん投げ込みをします。
まっすぐ立っている相手を投げる、それだけの練習です。
技を掛けたとき、投げ込みの相手は防御したりしません。まっすぐに立って、技を受けてくれます。
その相手を投げることができないのに、乱取りや試合で投げられないように我慢している相手を投げることができるはずがありません。
投げ込みはとても大切な練習です。ゆっくり投げていても力はつきません。
相手を思いっきり投げることが、怪我をしないようにきれいに投げるのが、投げる者の仕事です。
明日は春日市民スポーツセンターで行われる少年柔道春日大会に出場します。
試合が続いています。体の調子に気をつけて、一つ一つの試合に全力を注いでいきましょう。