土曜日は波多江小体育館で通常練習です。
今日は、先日の昇級審査会の結果が発表されました。
何人もの帯の色が変わり、波多江柔道の畳の上の景色が、また少し違うものになりました。
普段から、一人ひとりの子と、その子の帯の色をじ～っと見ているわけではありませんが、自然に目に焼き付いているのでしょう。帯の色が変わると、すごく不自然な感じがします。
これもまた、すぐに慣れてしまうものなのでしょうね。そして、その帯の色が自然になって、板についてきた頃に、また帯の色が変わる時期が来ます。
こうして子どもたちはどんどん強くなっていくのですね。
慌てることは何も生まない
技をかけるとき、寝技で逃げるとき、その他柔道の様々な場面で、ゆっくり動いていても、相手は待ってくれません。
素早く動くことが必要です。スピードを上げなければなりません。
しかし、素早く動くことは、慌てて動くこととは違います。焦って動くこととは違います。
私たちは子どもたちに「速く動け」「素早く掛けろ」「早く逃げろ」と指導をします。
それを「慌てて動く」「急いで掛ける」「焦って逃げる」と間違って捉えている子が結構います。
慌てて動いて、正しい動作は身につきません。急いで掛けて、きちんとした技はかけられません。焦って逃げても、相手は逃がしてくれません。
急いだり焦ったりする行動が染み付いて、技がバラバラになってしまった子もたくさん見てきました。
これを正しく元に戻すのは、とても大変です。
速くやることと、急いで慌てて焦ってやることは違います。
どんなに怒られても、焦らずに、慌てずに、正しい動きを速くできるようになりましょう。