土曜日は14時30分から波多江小学校体育館で通常練習です。
通常練習
水曜日に引き続き、志摩柔道スポーツ少年団のみなさんが出稽古に来てくれました。
それぞれの道場で普段やっている稽古が違います。
当然、波多江が毎回やっている練習を志摩柔道の皆さんがいつもやっている訳ではありません。逆もそうです。
波多江の準備運動、波多江の寝技、波多江の打ち込み。
波多江のペースで進む練習に、志摩柔道の皆さんは必死についてきてくれました。
波多江の子供たちが他の道場に出稽古に出かけたとき、勝手の違う練習に戸惑うこともあります。
慣れない練習でペースを崩されることもあります。
しかし、絶対に変わらないことは、積極的に自分からどんどん技をかけていくという姿勢。
投げられてもいい、失敗してもいい。やられたらやり返すという姿勢です。
大外刈りで刈る。払い腰で払う。背負い投げで背負う。内股で跳ね上げる。
基本的な技を確実に身につけるために、何度も何度も繰り返し練習しています。
その技を乱取りで、試合で、実戦でかけるとき、どうしてもいつもと違う力が入ってしまいます。
それを修正するために、また何度も打ち込み、投げ込み。
遠回りのように見えて、これが上達の一番の近道です。
毎回練習の最後に行う波多江の投げ込みは壮絶です。
廣川先生の号令、「3本目!」は打ち込みを2本して、3本目に投げます。
「3本投げる!」の号令は、続けて3本投げる号令です。これが延々と続きます。
見ている方が気が遠くなるくらいですから、投げて投げられている子供たちには永遠のような時間に思えることでしょう。
しかし、ヘトヘトになってから、クタクタになってからが本当の稽古です。何も考えられない状態でかかった技が、本物の得意技になるのです。
志摩柔道の皆さん、今日は本当にありがとうございました。大変いい練習をさせていただきました。
11月3日(月)は千代少年柔道大会です。団体戦、個人戦ともに全力を尽くして頑張りましょう。