波多江柔道スポーツ少年団

10月4日(土)練習

土曜日は14時30分から波多江小学校体育館で通常練習です。

今日は志摩柔道スポーツ少年団より3名、出稽古に来てくれました。

加えて、卒団生の中学生、高校生がたくさん練習に来てくれて、大変盛り上がりました。

柔道の補強運動に「エビ」と呼ばれるものがあります。

柔道をやっている人ならば、必ず誰もがやったことがあるはずです。

寝技で抑え込まれる前に、あるいは抑え込まれた状態から逃げるための練習です。

相手と自分の間にわずかな隙間を作り、そこに自分の膝を滑り込ませて、相手に抑えられないようにする。

まじめにやるととてもきつい、地味な練習です。波多江でも練習前に必ず毎回やっています。

まじめにやっている子は、確実にその成果が現れていて、間違いなく寝技が上達しているのが分かります。

柔道の練習は、すぐに成果の現れることばかりをやるわけではありません。

むしろその逆で、なかなか成果の現れない、地味できつい練習を繰り返すことの方が多いですね。

しかし、そういった実直な練習は、必ず子供たちの身になり、力になっています。

背負い投げができるようになるために、何年も同じ練習を続けて、やっと少しかかるようになった、なんてことはよくあることです。

そして、自分の成長を実感できる場面は、他の道場の選手と練習や試合をして、技がかかったとき。

いつも一緒に練習をしている相手ではなかなかかからない技も、普段やらない相手にかかることはよくあります。

それはいわゆる「まぐれ」ではなく、いつの間にかできるようになっていた技なんです。

同じ道場の子が相手では、お互いに技を知っているからかからないことが多いのです。

だから、出稽古や対外試合では、特に積極的に技をかけることが大切なんです。

12月に波多江柔道の35周年記念大会があります。

保護者会を中心に、その準備を一所懸命にやってくださっています。

先輩たちもたくさん応援に来てくれています。

たくさんの人たちに支えられて、子供たちは柔道を頑張っています。

この先、12月までたくさんの試合が続きます。気合いを入れて頑張っていきましょう。

秋の昇級審査会で、たくさんの子たちが昇級し、今日その証書をもらいました。

みんなどんどん強くなっています。もっともっと強くなるため、一所懸命に練習を頑張りましょう。

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